2018年05月29日

百人一首と「独坐観念」ー書道展にてお茶のデモンストレーション

「最初の3行は綺麗ですよ。あとはちょっと力尽きましたか?あらあ、この字、間違ってるわ。まー 気がつかなかったわ。御免なさい。」

というなんともおおらかな先生の無茶振りを受けて相変わらず年に3回くらいしか通ってないのに、再び完璧表装負けの作品を発表することになってしまった(なぜ??顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗))書道展にて。
にて、お茶のデモンストレーションをしました。

体力的には大変だったけど、お茶の仲間のお友達と一緒にするとやっぱり文化祭ノリになって、すごく楽しんでしまった。今回はこのお友達、お点前デビューでしたが、びっくりするほど(笑)バッチリで、それはお点前の手順だけじゃなくて、そのオーラはザ・茶人にしか見えなかった。実際、「すごくピースフルでマインドフルで静かで、別世界にいる様な気持ちになった」という様なコメントをしてくれた参加者のお客さんがたくさんいらっしゃいました。

参加希望のサインアップしてくれたお客さんにはお菓子とお茶をお出しして、その周りで見物するだけの人もいて、という形で2席行いましたが、みなさん、書道展(特にこの日はワークショップもあって)に来るだけのことがあって、興味津々、私のちょっとした説明にも「おおお〜〜!!!そうなのね〜〜、なるほど!!へ〜〜」てな感じで反応していただいて(こっちが逆にびっくりした。笑)、楽しんでいただけた様子でした。何よりも上記の様に、このイベントに参加して「ピースフルでマインドフルで静かで、別世界にいる様な気持ちになった」いう様な体験をしていただけたことが、とても嬉しかったです。

そして何よりも楽しかったのは「独坐観念」そのままに、関係者やお客さんがみーんないなくなったあと、お片付けを始める前に、素敵な書とお花に囲まれた他にだーれもいないこの広々としたスペースを貸し切ったがごとく、そのお友達にお茶を点ててもらって二人でいただたその時間でした(それもそれぞれ2杯。笑)。なんて贅沢な時間だったことか!

ところで私が書いたのは、またもやなんとなくネチ〜っとした百人一首の和歌。

忘れじの 行く末(ゆくすゑ)までは 難(かた)ければ
   今日(けふ)を限りの 命ともがな

まあ、忘れられちゃうくらいなら今日死んじゃった方がましだわ!みたいな激しい歌でもあるわけですが。

なぜかこういう根暗な(?)歌が好きです(笑)。
posted by coach_izumi at 22:53| Slices of My Lifeー徒然ノート

2018年05月22日

一緒に手綱を握りしめながら

先日、10回のコーチング・セッションを終えられた方から印象的なメールをいただきました。ご本人の許可を得て一部抜粋、以下ご紹介します。

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10回のコーチングありがとうございました!
コーチをしてくださり、一緒に手綱を握りしめながら、ハリケーンを乗り越えてくださりありがとうございました。
和泉さんのコーチングを受けて、本当に良かったと思います。
一番しんどい時の乗り越えられたのは、自分の中で大きかったです。
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このような言葉をいただいて、本当に嬉しく、甲斐があったなあ、と思いました。が、それ以上に、最初に感じたのはこの方がご自分がコーチングを受けていらした時のご自身の状況・状態をとても的確に表現していらっしゃるなあ、ということでした。

「一緒に手綱を握りしめながら」。

なるほど、そうだなあ、と。決して私がああしろこうしろと言ってそれに従わせたわけではなく(と言いつつ、実は私は「ぶっちゃけ・・・〜したら?」と時々言うけど。笑)、この方がああしたいこうしたいと言って私がそれに合わせただけでもなく、「一緒に」ハリケーンの中、歩いたり走ったり止まったりしましたね〜、と。

でも、このメールをいただいてしばらくして、またちょっと違うことを感じたのです。手綱を握っていたのは、やはりこのクライアントさん本人だったのだと。

私は・・・手綱を握っているご本人の手を、様子を見ながら、上から包んでいた程度で、時々ハリケーンの瞬間風速が激しくなって、ひっくり返りそうになったり手綱を握る手が危うい、と感じた時にだけ、えい、と手綱を一緒に強く握った程度だったなあ、と。時に緊張感や切迫感を持って、時に順調に楽しそうに、手綱を握って進むクライアントさんの横で、私はそのリズムを感じながら一緒に前方を見たりクライアントさんの横顔を見たりたまに後ろを振り返ったりもしながら、実は手綱はクライアントさんに任せて横に座っていた、そんな感じの時も結構あったんじゃないかなあ、と。

つまりは、ただ一緒にいただけ、とでも言うか。でもどんなお天気の時もただ一緒にいる、っていうこともまた、自分の役目の一つだったのかなあ、とか、考えながら、10回のセッションを振り返ったりして。

このクライアントさんとは(も)結局一度も顔を合わせることなく(互いの顔を見ることもなく)導入セッションから始まって10回のセッションを完了しました。それなのに、なのか、それゆえに、なのかは分かりませんが、この方がとても聡明で真面目でご自分の人生に真剣に向き合ってらしてて、でも人生を楽しむ力があって、そしてきっとおしゃれな素敵な方なんだろうなあ、というのは容易に想像できました。

いつかどこかでナマご本人に会える日が来るのか来ないのかも全く分かりませんが(そしてどちらでもいいのだと思っていますが^^)こんな風に人と関わり合えるって、コーチングって、なんか面白いなあ、と素直に思ってます。




2018年05月10日

空手道場で茶の湯のデモンストレーション、しちゃいました!

4月の終わりのことだったのですが、ついに、ついに、 私が今通っている空手道場で茶の湯(茶道)のデモンストレーションしました!空手の先輩でお茶の仲間でもある友人の旗振りのもと、兄弟子にも手伝ってもらって、行いました。

空手道場のファンド・レイジング(資金調達)のイベントとして行いまして、お茶席に体験参加しする人の料金(てか寄付ね)は高め設定にして(その代わりちゃんとした抹茶碗でお茶を点ててもらって飲めるし、お菓子も友人のお手製の特別扱い)、「見学者」にはもっとカジュアルな形でお茶とお菓子を振る舞いました。
一席目はお茶の仲間だけでやってみせて、2席目は体験参加を希望する人たちに(5人限定)に席の入り方やお茶の飲み方を教えてあげながらしました。そしてそのあとは、まるで「プチ・ジャパン・デー@DOJO」のようなパーティ。件のが作ってくれたジャパニーズ・フィンガーフードと先生が自ら巻いてくれた巻き寿司〜などなどをつまみながら、ワイワイと過ごし、お茶についての質問に答えたりして。

来てくれた空手道場の仲間は「こんなの初めて見た!!」ととても喜んでくれたようでした。あと、体験参加してくれた人は「ずっとやってみたかったの!」と涙目で感激してくれたりとか、「すごく日本文化を尊敬してる。またこのイベントがあるなら是非また(見学だけじゃなくて)体験参加したい」と言ってくれたりして、いや、良かった良かった。

前日に荷物を車から運び入れるのも道場の仲間がホイホイと皆で手伝ってくれたり、「ジャパーン」な音楽(琴とか尺八とかの)を持って来てくれたり(準備の 時にずっとかけて聞いて楽しんでたら、肝心のパーティの時にバッテリーが切れちゃって申し訳なかったが)、この道場の人たち、本当にみんないい人ばっかりだわ〜と改めて思いました。

お茶のデモを実施するのは体力的にかなり大変なのですが(そう見えないと思うけど、それはまるで鬼の部活か?ってくらい)、でも、今回、友人と本当に文化祭なノリで色々話し合ったり一緒に準備して、すごーく楽しかったのでした。計画を進める段階で色々と話してたら、もう何がなんだかわからない方向に話が膨らんでいったのも、もう、おかしくっておかしくって、空手の稽古しながら思わず笑っちゃいそうになることもあったりしました。実は。だからこそお点前はきっちりしようと思ってやったのですが(でも間違っちゃった顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗)。バレてないと思うけどからかう(あっかんべえ))、「(お茶とか日本のわびさび文化とかよく知らない人でも分かりやすいように&楽しめるように)とにかく今回は派手に行こうぜ」をテーマに、本来はお茶会で表に出る時は着るべきではないのですが総柄の小紋を、「派手だから」という理由だけで着て(笑)やりました。そして写真を見ると、げげ、私、着物、派手ーと思ったのでありました(笑)。

今回お棗(=お点前の時に抹茶を入れる入物)はその友人が華族だったというおばあさまから受け継いだという、蒔絵のもので、とっても素敵なものを使わせてもらいました!そして、こうなったら、その友人がやはり士族だったおじいさまから受け継いだという掛け軸も道場でデビューさせないといけないんじゃない(というのは、大きすぎて普通の家じゃあ掛けられないサイズなんです・・・)?どこにかける?あの梁かしら?じゃあ脚立が要るじゃーん?などとすでに話しておりまして。ってことで、次回はいつにする?と、密かに勝手に二人で魂胆をねるのでありました・・・

posted by coach_izumi at 12:56| アメリカの生活