コーチングのクライアントさんからいただくご感想の言葉はいつも宝物のようなものです。
ただ、コーチングは基本的に守秘義務を伴うものですし、扱っているトピックやそのクライアントさんの状態/私との関係性(のステージ)によって、たとえ本人と特定されないように編集しても種々の影響が出る可能性があるので、私の中だけに止めておくことの方が多いです。
でも、先日いただいたご感想については、セッションの内容及びクライアントさんの現在の状況、さらには私との関係性を鑑みた上で、ブログでシェアしても大丈夫かな?と思い、ご感想についてブログで書いていいかどうかお願いしてみました。ご快諾いただきましたので、ご本人に繋がる情報については削除した上で、以下に転載させていただきます。
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昨夜はセッションして頂きありがとうございます。
カミナリにうたれたような、そんなセッションでした。
グランディング、意味が分かりました。
私が心からやるぞ、と決めてやる時や真剣に物事をなしとげようとしている時でした。あと、こころの中の本当の自分を見に行く時にする感覚でした。
バリバリ仕事してる時、いつもほぼこの状態だったのを思いだしました。
この状態が好きで、この状態になりたかったんだと思います。
(中略)
今まで、頑張っでやってきたのは、頑張ってるね、と、主人、両親や兄弟達に言われたかったからだった事もよくわかりました。
自分を癒すことにします。
あと、グランディングすると自分が本当にやりたかった事が見えてきます。
和泉さんとセッションさせて頂き、沢山気づきました。
(中略)
和泉さんは、勇敢な天使のイメージがあります。
非常に勇敢で優しい方だ、という印象でした。
あと、凛としている雰囲気をお持ちの方だなと思いました。
(中略)
あ、あと、
すみませんと、おこがましいを私の人生から消します。
和泉さんとの出会いに感謝致します。
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お話ししていて、私自身がとても楽しいと思えるクライアントさんなのですが、一回のセッション中に「(私がそんなことをしたり言ったりするのは)おこがましい」とか「すみません」という言葉が登場する回数がとても多かったので、その二つの言葉を言うのをやめてみませんか、とご提案しました。まず、少なくとも私が聞いたクライアントさんの言っていることやしたいと思っていることは、全然おこがましくないし。そして何も悪いこと言ってもしてもいないし。
でも、こういう言葉を言い続けていると、その言葉を自分でも聞き続けるので、「自分がこんな/あんなことを言ったりしたりするのはおこがましいのだ(だから言ったりしたりするべきではない)」と自分自身を洗脳して新しいことにチャレンジしたい気持ちを自ら縛ってしまうことになります。
一方、こういう言葉を言い続けて自分は新しいチャレンジをする能力や資格がないんだ、ということにすることで、新しいチャレンジをしなくてもいい言い訳になるーーつまりこれは、「サボタージュ」でもあるんですよね。
私が学んだコーアクティブ・コーチングでは、クライアントの「人となり=being」の特性を認めてそれを言葉で伝えるスキルを「認知」と言います。これは相手の「行為=doing」に焦点を当てた称賛や褒め言葉とは別です。
「勇敢な天使」などと言っていただき(これは「比喩」を使うコーチングのスキルでもあります)、思いっきり素敵な認知をいただいてしまいました。クライアントさんからプチ・コーチングを受けたくらいのインパクトがありました。ありがとうございます。
私も出会いに感謝です。
2021年11月22日
出会いに感謝(セッションのご感想)
posted by coach_izumi at 22:20| Coaching Sessionsーコーチング・セッション
2021年11月17日
久しぶりにマンハッタンへ(2) 「炉開きのお茶会」
一時は新型コロナ感染の爆心地となったニューヨーク。今は人出が戻ってきており、ミュージカルなども再開されました。そんな中先日、二日連続でマンハッタンへ出向きました。最初の日は家族で教会でのコンサートへ。そして次の日は「炉開きのお茶会」なるものに参加したのでした。
NYCで最後にお茶会に出たのっていつ
!?!?余裕で2年以上は経ってます。
その日はちょっと難しめな「茶通箱」のお席ということで、前もってお正客のご指名をいただいていました。どの席もそうだけど、特に茶通箱のお席は、お正客が流れを左右する加減が大きくて、お正客、すごい重要です。だから、練習もしたし勉強もしていったんですが。しかし、本番は色々とダメでした
。(すみません・・・。)だけど、それ以上に楽しかったです。
お茶会にお客さんとして参加するのって本当に贅沢な時間です
️
NYCで最後にお茶会に出たのっていつ

その日はちょっと難しめな「茶通箱」のお席ということで、前もってお正客のご指名をいただいていました。どの席もそうだけど、特に茶通箱のお席は、お正客が流れを左右する加減が大きくて、お正客、すごい重要です。だから、練習もしたし勉強もしていったんですが。しかし、本番は色々とダメでした

お茶会にお客さんとして参加するのって本当に贅沢な時間です

posted by coach_izumi at 05:32| アメリカの生活
2021年11月15日
久しぶりにマンハッタンへ(1) 「レクイエム」
一時は新型コロナ感染の爆心地となったニューヨーク。今は人出が戻ってきており、ミュージカルなども再開されました。そんな中、先日、二日連続でマンハッタンへ出向きました。
最初の日(夜)は友人がコーラスのメンバーとして参加してるコンサートに家族で出かけました。家族揃ってNYCに出かけるのは実にほぼ2年ぶり!!でした。思えば最後に3人でシティに出かけたのは、まさにこの同じ教会で行われたこの友人が参加している同じコーラスグループのコンサートでした。
その夜の演目のメインはモーツアルトのレクイエムでした。新型コロナ感染によって命を落とされた方達への追悼も兼ねての、演目ということでした。レクイエムも他の曲も美しく、鎮魂の時空間に身をおけたこと共にに自分の生に感謝を感じました。
私はもちろんですが夫と息子もコンサートを堪能したようでした。特に夫は、モーツァルトが結構好きということで、レクイエムについても「レクイエムとよくカップリングされるんだよね」という最後の曲についても詳しくて、ヘ−、って思いました。
結婚してもうすぐ20年ですが色々知らないことはあるものですね。
最初の日(夜)は友人がコーラスのメンバーとして参加してるコンサートに家族で出かけました。家族揃ってNYCに出かけるのは実にほぼ2年ぶり!!でした。思えば最後に3人でシティに出かけたのは、まさにこの同じ教会で行われたこの友人が参加している同じコーラスグループのコンサートでした。
その夜の演目のメインはモーツアルトのレクイエムでした。新型コロナ感染によって命を落とされた方達への追悼も兼ねての、演目ということでした。レクイエムも他の曲も美しく、鎮魂の時空間に身をおけたこと共にに自分の生に感謝を感じました。
私はもちろんですが夫と息子もコンサートを堪能したようでした。特に夫は、モーツァルトが結構好きということで、レクイエムについても「レクイエムとよくカップリングされるんだよね」という最後の曲についても詳しくて、ヘ−、って思いました。
結婚してもうすぐ20年ですが色々知らないことはあるものですね。
posted by coach_izumi at 12:19| アメリカの生活