帰国8日目の夜は、コーチングの訓練を一緒にしてきた仲間と「レゴ居酒屋」(笑)開催。おいしいお料理とお酒に舌鼓を打ちながら、レゴ・シリアス・プレイ・メソッドを使ったワークショップを実施しました。
今回はコーチングの仲間の集まりということで、「コーチとしての自分」について見つめる時間を持ちました。ただ今回は、互いをよく知るグループということで、「自分が見るコーチとしての自分」のモデルを作り語るだけでなく、自分以外の人に自分についてのモデルを作ってもらい語ってもらい、それを前者と統合する・・・というプロセスにしました。
どういうことかというと以下の通り。
私がグループメンバーのそれぞれの名前を紙に書いて、それを一人一枚配ります。そのとき、自分の名前を書いた紙があたらないように私の方で調整します。その紙を受け取ったメンバーはその紙に書いてある名前のメンバーについてのモデルをレゴブロックで作ります。そのモデルについて「この人は〜〜なコーチです。・・・・という特徴があります。」というように、モデルの作成者が全員に語ります。そのとき、それが誰についてのモデルなのか、誰について語っているのかは、まだ内緒です。聞いているメンバーは「これは誰のことだろう?自分かな?XXさんかな?」という感じでその語りを聞き、ブロックで作ったモデルについて質問をしたりします。
全員が終わったところで、そのモデルを当人に「プレゼント」します。予想通りだったり、驚いたり、色々です。
そのあと、自分が作った自分のモデルと誰かが作った自分のモデルを統合させて、「統合された自分」について語る・・・というプロセスです。
自分には見えていない自分のことについて、他の誰かがカタチにしてくれたものを見ること、そしてそのストーリーと聞くことはとても面白い体験です。発見があったり、自分が忘れていた自分の姿を思い出したりします。そしてそれを自分が見る自分のカタチを統合していくことによって、二つのモデルの「足し算」に終わらない自分の姿がカタチ作られてきます。
ある程度互いのことを知っているメンバー同士であればこのデザインで行うことが可能で、さらに互いのことそして自分のことについての理解が深まり、ゲーム的な要素も組み入れられているので楽しいし、私てきにはお気に入り&おすすめのパターンです。
で、今回この「レゴ居酒屋」を一緒に実現してくれた仲間たち、実は実際に顔を会わせるのはこの夜が初めてでした。ずっとスカイプ・ミーティングで一緒に訓練をしたり、ときにおしゃべりしたり、という月日を重ねてきた仲間だったのですが、実は“初対面”(笑)。
でもそんなことを全く感じず盛り上がってしまえる仲間との出会い。貴重です。
2014年06月18日
レゴ居酒屋(笑)実施
posted by coach_izumi at 16:08| Workshopsーワークショップ