「好奇心」については、今まで2回ブログに書いています(以下のサイト)。
http://coachnoizumi.sblo.jp/article/87094380.html
http://coachnoizumi.sblo.jp/article/92232251.html
2回とも、コーチングのスキルとしての好奇心についてですが、今日はちょっと違う側面から、「好奇心」について最近感じていること&実践していることについて書こうと思います。
何かをしようとするとき、それがどんなことであっても「こんなことして、失敗したら」とか「こんなことを言って、嫌がられたら」とか思うこと、ありませんか?「ああ、うまくいかなかったら、どうしよう」とか逆に「あああ、これ、絶対成功させたいんだけど、うあああ、ぎゃああ、プレッシャーかかるよ〜(泣)」とか。
私はあります。いっつもいっつもじゃないけど、ふつ〜にある。
それでやめちゃう、ってことが多い人もいるかもしれませんが、ま、そのたんびにやめちゃったらね、人生展開しないしね。そのままやめるんなら、コーチングも不要だろうし(笑)、てことで、私のコーチ業も廃業になっちゃうし。
そこで私はなんとか「やる」ことが多いのですが、そういう時、ちょっと前までは、一生懸命その「恐怖」を克服して乗り越えたりとか、逆に、「ぜった〜い、うまくいくにきまってるじゃ、あ〜ありませんか〜♫」てな感じで、良いイメージを(若干無理矢理のときもありつつ)描いてやってみたりとか、まあ、いろいろやってました。
あと、「後悔したくないから」とか「どうせ死んじゃうんだし」も、私が決断して行動する時の、今もかなり強力なツール(?と呼んでいいのかどうか、疑問ですが、とりあえず)です。ちなみに、このふたつのバージョンについては以下サイトにブログで書いてます。
http://coachnoizumi.sblo.jp/article/101943948.html
今も似たようなことを色々場合に応じてやってるんですが(そしてコーチングを受けたりする。笑)最近ちょっと心がけるようになった新しめのことが、そういう時に、ネガティブ(恐怖とその克服)な感じに振れるのでもなく、ポジティブ(きっとうまくいくわ〜〜と唱える)に振れるのでもなく、「人生は一回こっきりよっっ」と腹に力を入れるのでもなく、“自分(の人生)に対する”「好奇心」を発動して、なるべく自分をニュートラルにもっていくワザ。
つまり「これをやってみたら、私(の人生)、どうなるかな?」「これを言ってみたら、あの人との関係、どうなるかな?」「これをやらない場合、どうなるかな?」と、そうですね、結末の決まっていないミステリー小説の続きを読むような感覚に自分を持っていくような感覚とでもいうのでしょうか。
あくまで「XXしたら、どうなるんだべか?」と、好奇心をこの中途半端というかオープンな場所に向けて止めておく&留めておくのが、私的にはコツです。つまり、予想しようとしない(しちゃうけどね〜)、「読もう」としない、あくまで、「△△したら、どうなるんでしょ?」と、語尾も軽い感じ(笑)にしておいて、実際に口に出してみたり心の中で言ってみたりする。
こころ〜の奥底ぉ〜には「どうしよう、どうしよう、これがうまく行かなかったら(汗)」とか「うわあ〜、これ、ぜったい成功させいっっっ」とか、あくまで自分中心のエゴ丸出しの気持ちが潜んでいたりするのですが(すみません、わたし、こういうエゴが、なっかなか消えません^^;;)、それを認めつつ、それは沈殿させておいて、「♫」な感じで「これ、してみたら、どうなっちゃうのっかっな〜?♫?♫」みたいに言う。
結構必死?(笑)本質的に何も解決してない?
そうかも。
でも、「行動」の足取りが、軽くなるような気がするんですよ。最初の第一歩がね。
ほとんど「ニュートラル、ニュートラル、ただの好奇心〜〜」って念仏となえてるような感がなきにしもあらずなんだけど(笑)。
このワザ(?)、今まで私が色々試してきたことと比べると、「カルい」んです。良くも悪くも。気合い不要。自分と向き合う真摯さみたいなものも不要。瞑想不要。とくに何かとつながる必要もなし。
だから、疲れない。別に、従来の方法(?)が疲れるとか、疲れることが悪いという意味じゃないですけど(心地よい疲労感、ってあるから)。
ワザ、とは言っても、別に誰かに教わったとかどこかで読んだ訳じゃなくて、最近ふわりふわりと自然にこういう風に自分のことを見ることが多くなってきたのです。で、ちょっと意識を向けてみたら、なんか、結構有効・・・な気がしてるので、ご紹介してます。
こういうブログを書くのも、その時その時で違うのですが、「自分の本当」を楽しみながら綴りつつも、な〜んだか、なにかしらの、おっくう感とか抵抗感とか恐怖感がある時も、あるんです。
今回は、この“自分(の人生)に対する”ニュートラルめの(まあ、まったくニュートラルっても、ね、なかなか難しいので)好奇心、発動して書いてます。こういうこと書くと、「どうなるんだべか?」って。
で、ほら、書きました!!行動、ひとつ、実行&完了!!
自分に対するニュートラルな好奇心、結構有効です。
発動してみてください。
(余談ですが、な〜んかこういう時は、生まれ育った北海道の言葉を使いたくなるのは、なんでなんでしょうね・・・・社会言語学者の友人に分析して欲しいかもです。)
2014年08月19日
自分に対する「好奇心」
posted by coach_izumi at 23:55| Coaching Skillsーコーチングの技術