今年のテーマは”Pioneering Intercultural Leadership: From Awareness to Action”というもの。このテーマを見たときに、レゴ・シリアスプレイと親和性があるんじゃないかな?とピン!と感じて、”Creating Intercultural Leadership with LEGO Bricks: ‘Serious Play’ with Our Cultural Self and Others”というお題目のワークショップでプロポーザルを出したのは半年以上前だったでしょうか。プロポーザルの短い方のヴァージョンを今回のブログの下に記載しておきますので、ご興味のある方はご一読を。
今回は自分にとって理想のIntercultural Leadershipについてのモデルを作り、語ったあとで、自分が属する(と思われる)Cultural Groupの特徴(と自分や他者がみなすもの)についてのモデルを作り語るとう段階を住みました。そして、それらふたつを統合して、自身のCultural Identityを生かす形でのリーダーシップについてつくり語る・・・というようにワークショップをデザインして進めました。
(なぜここで自身のCultural Identityというものについて今回のワークショップ取り入れようかと思ったかということには理由があるのですが、ここでは割愛。)
ワークショップの間やその後の参加者の声を聞く限りでは、いつもと同じように「普段は気がつかなかった自分の考えが浮かびあがってきた」とか「最初は一体何をしゃべるのさ、と思ったけど、話しだすとどんどん出てきた」とか、そういうフィードバックをいただきました。「なんか、ばかばかしいわ〜」なんて最初は言っていたコワもての(笑)ご夫人も、「はい、時間で〜す」とこっちが言ってもつくるのをやめないくらい夢中になってるし(笑)、質問もコメントも鋭くてすごくいい感じ。ときどき「おぉ〜〜」なんて声も、お互いのコメントに対してあがっていて、一定の貢献はできたかな、と少し安心。
ただ、正直言って、今回、自分がプロポーザルを出したときに自分が描いていたようなことが達成できたかどうかというと、そしてこの学会の今年のテーマであるPioneering Intercultural Leadership: From Awareness to Actionにぐっとせまることができたかな、というと、う〜ん、自分としては不満足です。
確かに、かなりチャレンジングなテーマではあった。加えて色々と不便な状況があったり制限がきつかったりした(本来は2時間枠で審査に通っていたのに諸々の事情で1時間半になってしまったとか、ワークショップが始まるまでどこのどんな人が何人くるか全く分からないとか、参加者のタイプとか)。にしては、無事にやりきったじゃん、とも言えるのですが、あくまで「無事にやりきった」レベル。というのが自己評価(ちょっと低いかもしれませんが、今日はあえて)。
もっと、なんかできなかったかな。「やりかた」によっては、あるいは、私の「あり方」によっては、もっと大きなインパクトを、こんな状況の中でも、いんや、どんな状況の中でも、生むことができたんじゃないかな。そんな気持ちがぬぐえない。具体的に「ここをこうすれば良かったかも」「あれはすっとばして、こっちにフォーカスすれば良かったかも」という具体的な「改善案リスト」、ここでは割愛しますが、出る出る。早速、来週末の(まったく違うタイプの)ワークショップで速攻改善したい点も出てきました。
決して失敗したわけじゃなかった。
むしろ、時間その他の不便さや制限を考えれば、よくやったんじゃないの、とも思う。
参加者も、喜んでたじゃん。
ね?
でも関係ない。
ワタシが、私の、力不足を感じた。
もっと、もっと大きな深いインパクトを生み出すことは、可能だったはず。
時間その他の不便さや制限は確かにあったけど、なんちゅうか、それ、関係ないでしょ?って、自分に言い放つ自分がいます。
私には、それらを凌駕するほどの力量、むしろ、ひっくり返しちまうぐらいの圧倒的な力、が自分にはまだない。
そう、「まだまだ」なんだよね〜。
そしてそれはあたり前のこと。「まだまだ」なのは、当たり前だ。
そして、こういうこともの、やっぱり「やったからこそ」分かるし言えるんだよね〜(と自分を褒めることも忘れない^^:)。
痛感、というよりは、確認、という方が言い方がしっくりくる感じ。
くやしいけど、納得できる、そんな感覚の中に今、います。
今日の私は、最近の私にしては、自分に厳しい(あれ、厳しくない?笑)、かもしれません。
でも、それが自分を否定すること、にはつながっていない。
同時に、そのことも感じています。
これは、驚きに値するべきことなんです。ジツは。
これは、これは、かなり以前と違うぞ、ワタシ。
実はこれが一番、「今日のすごいこと」かも^^ です。
やっぱり、成長してるじゃん、ワタシ(と、結局やっぱり、最後は褒めて終わったみた。笑)。
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Creating Intercultural Leadership with LEGO Bricks: “Serious Play” with Our Cultural Self and Others Workshop
The present workshop demonstrates an alternative and innovative way by which we can explore our stereotypes (and even prejudices) about cultural self and other, and engage in dialogue about them in a safe and playful environment. Participants of this workshop will further build (literally with LEGO bricks) intercultural leadership from a place where they obtained deeper insights and/or thoughts about their own perspectives about cultural self, other, and the relationship between the two and talk about them openly. This workshop employs the technique of LEGO SERIOUS PLAY Method (LSPM), LSPM is a radical, innovative and experiential process designed to enhance innovation and business performance and is being used at companies worldwide. In this workshop, participants will build models with LEGO bricks and share their stories about the very model they build. The bricks function as a catalyst and trigger the process that participants were previously unaware of. Metaphoric aspects and tactility of LSMP create a safe and playful environment where participants can freely define and express their thoughts and gain more meaningful understanding about cultural self, other, and their relationship.
Izumi Funayama, Ph.D., was a lecturer and an associate professor at Kumamoto University, Japan from 2002 to 2012. She is currently a guest faculty at Sarah Lawrence College. Izumi is a Certified Professional Co-active Coach and Certified designer and facilitator of the LEGO

