2015年01月16日

熊本大学にて、人文社会科学系国際共同研究拠点事業・国際セミナー『レゴ・シリアス・プレイ』(タイトル、長っっ)

今回の帰国・来熊(熊本にくることを「来熊」と言います^^)での2番目のお仕事は、週明けに熊本大学にて「人文社会科学系国際共同研究拠点事業・国際セミナー『レゴ・シリアス・プレイ』」(タイトル、長っ)でした。ひらたく言うと(?)レゴ・シリアス・プレイをテーマとした熊本大学の公開セミナー、です。

成人式の連休明けの火曜日、午後の会、夜の会、と続けて2回行いましたが、2回とも「レゴ・シリアスプレイ・メソッド−概観と事例−」という題目でレゴ・シリアスププレイについてプレゼンーション形式で講演(てか「紹介」)して、ひきつづき、参加者の一部の方にレゴ・シリアスプレイを実際に体験していただき、その他の方はその様子を見学していただく、という段取りで行いました。

冒頭のプレゼンテーション部分は、私の「レゴ・シリアスプレイ」キャリアにおいて初の試みであったということもあり、ここは準備に少し時間がかかりましたが、多少なりとも「レゴシリアス・プレイって何なの?」ということについて、自分の言葉でもって具体的なイメージをお伝えできたのではないかと思います。そして、レゴ・シリアスプレイについて人様にきちんとした形で説明する機会を持つことで、自分自身もあらためてレゴ・シリアスプレイについて学んだり考えを整理したりすることができました。これは今回セミナーをさせていただいた、大きな収穫のひとつです。

とは言え、その冒頭のプレゼンテーションでもお話したのですが、レゴ・シリアスプレイは、実際に手を動かして作って語って「やってみてこそ」分かるもの。逆に言うと、実際に自分で体験しないと、絶対分からない。講演部分はどちらかというと(かなり?)早足で済ませて(笑)、早々にワークショプに突入しました。

今回のお題目は、新年早々のセミナー/ワークショップということで、「レゴ・シリアスプレイで2014年を総括し2015年を展望する」というものとしました。
冒頭の発表部分からワークショップ部分へのつなぎの段で私自身が言った言葉は(少なくとも用意しておいた台本によると。笑)

「自分の中にぼんやりと存在している感情やイメージをレゴ・ブロックで立体化しそれについて語ることで、旧年中は葛藤や問題に思えたことの中に新年に向けての可能性や知恵が存在していることに気がついていだければと思います 。」

なのですが、こういうテーマで行うのは、初めての試みだったので、やはりどきどきなのでした。

ワークショップ終了後、参加者の方から色々な感想をいただきましたが、早速メールで感想を送っていただいた方がいらっしゃいました。
「指先から、脳が刺激され、何かが奥底から引っ張り出されるという体験に、感激」していただけたとのこと。この方は、教育コンテンツとしてのレゴ・シリアスプレイの可能性についても感じられたということで、私もこのメソッドの色んな可能性についてあらためて考える機会をいただきました。

そして、大変鋭い洞察/ご感想を述べていただいたあとに、とは言え、とどのつまりは、「単純に、レゴ・シリアスプレイは面白い!の一言に尽きる」とおっしゃっていただいたけたことが、やはり何よりも嬉しく、レゴ・シリアスプレイのパワーを感じる結果となりました。

本日夜は東京にて同様のテーマでのワークショップ。参加者が作りあげるレゴ・シリアスプレイですので、熊本で上手くいったことが自信になる部分があるとは言え、やはり蓋を開けてみないことには、どうなるか分からない。

メソッドと自分と参加者の方を信じつつ、でも、どきどきしながら、楽しみたいと思います。








posted by coach_izumi at 08:49| Workshopsーワークショップ