2015年01月17日

レゴで今年なりたい自分カフェ@東京3×3LABO

熊本でのお仕事を終え、東京に移動。1月16日金曜日の夜は「企業間フューチャーセンター」とのコラボで「レゴで今年なりたい自分カフェ」と題してレゴ・シリアスプレイのワークショップを実施しました。こちらでは昨年の6月に新卒時代の(20+α年ぶりに再会した)同期と組んでやはりレゴ・シリアスプレイのワークショップを行ったのですが、今回の帰国にあたり、またやろう!ということになり、再び実施。以前に一度一緒に同様のイベントを行ったということでよりスムーズに準備が進んだ反面、私の方で油断があり(今後に生かすべき反省点)小さな「ぽか」をしつつ、無事終了。ワークショップ途中で時間配分を間違えて密かにあせったものの、元同期女子のパートナーとひそひそ随時戦略(?)会議をしつつ、見事リカバー(笑)。何人かの参加者との方と懇親会を兼ねた(私たち的には)打ち上げで「おつかれさま〜〜〜っっ!!」の乾杯をした時の気持ちは、なんだか文化祭で盛り上がったあとのような感覚で、疲労しつつも意味なく楽しい感じ(少なくとも私は)。企業や大学でワークショップを行う時とはまた違う感覚・楽しさを味わいました。

ワークショップそのものもですが、今回、特に「なんだかこういうの楽しい〜」と思ったのは、ワークショップの開始よりも2時間ほど前に会場入りして色々な準備をしつつ、腹ごしらえのためにその会場でわいわいとおにぎり食べたりお菓子食べたりしながら、元同期女子/今回のワークショップのパートナーや関係者の方と雑談している合間の時間でした(笑)。懇親会はタイ料理屋さんにて、だったのですが、このお店が絶品おいしくて、旅の疲れを感じているにも関わらず、何から何までみょ〜うに、意味なく(笑)、楽しかったのでした。

今回の参加者の方たちワークショップ中とその後にいただいたご感想で私の心にとまったのは「不思議」という言葉。「なんだか、(自分の中ものが)“出てきちゃった”のが不思議です」「なんか不思議な感じです」などなどと言っていただきました。そう、理屈も分析もいらない、この「不思議」な感覚を体感していたけたのなら、レゴ・シリアスプレイをばっちり「体感」していただけということだと思うのです。あと、「ほんっと〜に楽しかった」と、どう考えても心の底から言ってくださっているとしか思えない(笑)参加者の方の笑顔を拝見すると「やっぱ、なんのかんの言っても、まずは、楽しくなくっちゃだよね」と確信。楽しいだけで終わっちゃいけないかもしれないけど、やっぱり楽しいことが絶対大事、だと思います。

一方で、同じようなアート作品を使うワークショップは色々ある中で、「レゴ」の人気は高い!という現象がある、というのが、熊本大学でのワークショップを企画していただいた石原明子先生のご意見で、同様の感想を今回の東京でのワークショップのパートナーも持っています。上述の石原先生はこういったワークショップについての経験豊かなプラクティショナーであるだけでなく学術的に分析・議論される専門家でもあるので、きちんとした形で「なぜ人はレゴ(のワークショップ)に惹かれるのか」ということについて、専門家としての意見をゆっくりと聞いてみたいと思っているのですが(先日のワークショップ後に、こういったことについてぜひ語り合いましょう!と盛り上がりつつ、時間がなかった)、両者と話した上で私の中にあらためてわき上がった思いがあります。

それは、今まで「レゴ・シリアスプレイがすごいっ」て思ってたけど、なんちゅうか、つまり、『レゴ』ブロックそのものが、実はすごいんだな、ってことです。いまさらかい?って感じでしょうか。でも私としては、これは新たな発見なのです。だって、おもちゃとしてのレゴで遊んだことが私はなかったので。考えてみれば世界中でものすごく売れてるんですよね、このブロック。私だって自分の子供が小さいころ買ってあげてたわけですし。

レゴ・シリアスプレイだけじゃなくて、「レゴ」って何だ??ってところについても(最近本も出てるし)、もうちょっと学んだり考えたりしてみたいな、する必要ありそうだな、などと思っています。
posted by coach_izumi at 23:16| Workshopsーワークショップ