数ヶ月前のことになるのでちょっと正確に覚えてないんですが、こんなことを言った息子に、人生、好きなことやりたいことだけして生きていけるほど甘くないよ、とか、まずは普通に(大きめの?)会社に入ってみて自分も使われてみてから人を使うことをしてみたら、とか、自分でも驚くほどベタな昭和なセリフが喉元まで上がってくるのをグッと飲み込んで、そうしたいと思うならきっとそうできると思うから頑張んなさい、にこっ、と、軽くなんでもない様にかつサポーティブな口調で言って笑顔でシメるのには少し努力が必要でしたが(自分では若干ワザとらしいと思ったハハでしたが多分息子にはバレてないと思います。笑) ベタなセリフを言いたくなるほとんど条件反射的な衝動を抑えて良かった、と、ふと思いだす夏の夜です。中学生の志の芽を今から摘んじゃいけなと思って、ああ、摘まなくて良かったー(危なかったー f^^;;)と振り返ってます。
友人から聞いたのですが、ハーバードとジュリアードを首席で卒業して起業した日本人の女の子の本に「世の中どうなるかわからないから、会社に勤めるより、自分の会社を世界に合わせて成長させていくほうがいい」という趣旨のこと書いてあったのだとか。「世の中どうなるか分からない」と言うのは私も本当に同感ですし多くの人がそう思ってると思うんですよね。でもそこでその感覚に合わせて実際に進路を決めて行けるか、今の常識にやっぱりとらわれてしまうか、っていうのは大きな違いを生むのではないかと思います。それでも私はやはり今の常識にとらわれてしまうところがあるので、せめて混沌とした未来を生きる息子を今の常識で洗脳して邪魔する様なことはしないようと思うハハなのであります(結構難しいけど

