2019年12月25日

"You made my Christmas" ークリスマス・イブの出来事

最近ゆっくりだと5Kがきつくなくなってきた!ので、今日はちょっと距離を伸ばしてみようと思って、いつもは行かない道まで走ってみた。と、基本的に車しか通らない道の真ん中に携帯が落ちいてる。思わず拾うと、ちょっと離れたやっぱり道の真ん中に携帯ケースが。あまりに場違いで、どこからともなく目の前に現れたようにしか思えなかった。やはり思わず拾って、手に抱えて家に戻る道を走りながら、うーん、面倒なことになっちゃったなー、どうしようかなー、なんて思った。

昭和の日本人としてはもちろん警察に届けるのが順当ですよね、は思ったけど、なんかのトラブルに巻き込まれたらいやだなーと思ったのと(ほら、アメリカだからねー)、あと、ちょっと面倒だなーって。だって、家からドライブしてかないといけないんだもん、ポリスステーションまで。でもでも、困ってるかもしれないよなーとか色々走りながら考えて、結局、家に帰ってすぐにシャワーを浴びてすぐにポリスステーションまで運転して届けたその即決速攻行動の決め手になったのは、小さい頃住んでいた町の交番のおまわりさんが、くだらないものを拾っては届ける私たち子供に(10円玉とか。笑)いつも優しくしてくれたかもしれない、と思ったりして。

ポリスステーションにイブだっていうのに勤務してた若いポリスマンに落し物を渡して、言われるままに一応私の免許を見せて家に帰ったら、わりとすぐにその若いポリスマンから電話があって、私た立ち去るとすぐに落とし主のジェントルマンが現れたという。それで、その人が私に電話してお礼お言いたいから私の番号を渡してもいいですかと聞かれた。ちょっと迷ったが、まあ大丈夫だろうと思っていいですよ、と伝えて電話を切ったが、本当にお礼の電話が来るとはあんまり思えなかった。だって拾い主、わけわかんない名前の外国人ぽいし??笑 するっと電話なんかしないんじゃないかなーと思った。

でも、夕飯をほぼ終えた頃、電話がかかってきて、結構お年を目した感じの(70代?80代?)の丁寧なまさしくジェントルマンが、名を名乗って、本当にありがとうと言ってくれた。誰もがこういうことをするわけではないとも言ってくれた。そう言われてもちろん嬉しかったが、それ、うん、分かるよ、と思った(苦笑)。だって、トラブルに巻き込まれる可能性もあるし、面倒だしさー、そんな酔狂なこと、このアメリカで昨今わざわざしないよね、普通。私だってたまたまそうしただけのような気がするし(とは言わなかったけど)。笑。でも、落とした人は困ってるんじゃないかと思ったから、と伝えて、届けたはいいけど本当に落とし主が現れるかどうか心配だったから良かったです、と伝えると、そのジェントルマンは、英語ならではの表現で素敵なことを言ってくれた。You really made my Christmas. ちょっと感動した。Mr なにがしさん、You made my Christmas, too. あの落とし物は、神様(?)から私への、クリスマスプレゼントだったのかな?笑


posted by coach_izumi at 11:27| Slices of My Lifeー徒然ノート