2021年04月22日

アジアン・ヘイト(米国のアジア系住民に対するヘイトクライム)と先輩の言葉

パンデミックが始まって以来ずっと、世界でそしてアメリカでアジア人に対するヘイトクライムが多発・急増していますが、そのことが日本でも最近はニュースになっているようですね。日本からご心配のメッセージいただくことが増えました。気にかけていただいている方たちに、心から、ありがとうございます。

私たちが住んでいる地域では、基本的には、あまり心配なことはありません。近所を散歩したりジョギングしたりしていると(感じ悪い人もいるけどw)向こうからこんにちはと声をかけてくれる人がほとんどです。ただ、息子が一人で外に散歩やジョギングに行く時、「気をつけてね」の声にいつもよりももっと気持ちが入るようになってしまっているのは事実です。万が一、の可能性を、以前よりも考えてしまうのは確かです。

特に都会に住んでいる友人たちのことは気になります。実際に怖い目にあった話も、一度ならず、直接聞いたことがあります。だから、在米の友人たちと「お互いに気をつけましょう」と、挨拶の如く、声を掛け合うことも多くなりました。コロナ感染の心配だけじゃなくて、今はむしろそれよりも、身の危険の心配、ですね。

そんな、最近では常套句になってしまったかのような挨拶のやりとりの中で、「アメリカは良い人たちも沢山いるので、なるべくポジティブな面を見て頑張りましょう」という言葉を、長きにわたり米国に在住してご活躍していらっしゃる母校の先輩からもらいました。

沁みました。

そして、ああ、この人は強いなあ、さすがだなあ、と思いました。
用心は怠ることなく、でも、見習いたいです。


posted by coach_izumi at 03:56| アメリカの生活