2022年09月25日

秋のお彼岸におはぎを作る

秋のお彼岸のおはぎを作った。おはぎは家で作って食べるのがなんてったって美味しい。

季節問わずよくおはぎを作ってくれた母がおよそ1年半の闘病の後に割とあっけなく亡くなってしまったのは15年前の秋のお彼岸の頃。だから秋のお彼岸のおはぎは作らないとねって思う。でも、これ、口実かな。カーボ(=炭水化物)とシュガーの組み合わせという恐ろしい食べ物を堂々と食べられる?お彼岸って素敵。

母が亡くなった時もその後も、世界の色が変わるくらい悲しかったけど、でも、亡くなった時、ほっとした。これでようやく苦しみから解放されたんだな、と思った。亡くなる前の数日間、父の実家のお仏壇に手を合わせて「おじいちゃん、おばあちゃん、お母さんが可哀想だから、早くお母さんを連れて行ってあげてください」と毎日お願いしたのは、遠い思い出。のはずなのに、感情だけは蘇る秋のお彼岸の頃。母がこの世にいたことが、今はもうまるで幻だったようにしか思えないのに。

Fall equinox gives me such a good excuse to make and eat "carb + sugar" treatsからかう(あっかんべえ) Homemade ohagi, sticky rice balls covered with sweet red bean paste and sweet sesame paste: Japanese traditional sweets for the offering to the souls of those who are not here with us anymore.
My mom, who used to make ohagi a lot for us anytime, passed away during the fall equinox week 15 years ago; I gotta make ohagi at this time of the year.
posted by coach_izumi at 05:01| Slices of My Lifeー徒然ノート