2014年06月08日

自己管理と和泉節

これまでセッションをさせていただいたクライアントさんはには、20代、30代、40代、50代、と幅広い年代の方がいらっしゃいます。女性も男性もいます。

何らかの専門家であるとか、海外志向があるといった部分の共通項が当てはまる方が多いですが、そういうバックグランド的なものとまた別に、みなさん不思議なくらい「クライアント力」と言われるものが高いです。

みなさん、自分と真剣に向き合い一生懸命生きていて、自分を良い方向に変えたいと思っている、とても素敵な人たち。そして私の個人的な感触として、「能力の高さ」を感じる方が多いんです。分かりやすい言い方で例を挙げると「ああ、この人は仕事ができる人だなあ」とか「他人の気持ちがよく分かる人だなあ」とか。

もちろん、「コーチの目」でクライアントさんを見るので、そういう長所にばかり目がいくのかもしれません。

でもでも、ご当人たちは、私が感じているほどにはそういったご自分の能力の高さを分かってないというか、信じてないというか、そういう場合、多いんですよね。ま、だからコーチングを受けてるのかもしれなけど・・・

だから、「え〜〜、なぜ、そんなこと言う???こんなに素晴らしいのに!」みたいに思うこと、私、ほんとに多いんです。

とは言え、とは言え。要するにそこらあたりがコーチングの肝なわけですから、セッションの最中は「え〜、なんで〜〜??」なんてことは言いません(笑)。繰り返し書いてますが、私がどう思うか、じゃなくて、クライアントさんがどう思うか、なんで。

だからそこは重要なコーチング・スキルのひとつである「自己管理」をフル発揮して、クライアントさんがどう思うか、感じるか、てところを掘っていきます。「私の思い」はとりあえず、置いておく。

ただコーチン・スキルには「認知」や「賞賛」というのもあって、これもとても大事なスキルです。だからセッション中に私から見たクライアントさんの素晴らしさをちゃんとお伝えする、ということはします。

でも、セッション中はあくまで「コーチっぽい」感じで「私は○○さんの〜なところが素晴らしいと思うので、お伝えしますね」みたいに言う事が多いんです。

でも、ほんとはほんとは「え〜〜、だって、あなた、○○じゃない〜〜〜。だいたいXX でしょ?ほらほら〜、ね?なんでそんなこと言うん???」みたいな気持ちがどっかにある(笑)

言いたい!いっぱい相手に伝えたい!でも、ここで女子会ノリ(相手が男性でもノリ的には同じ。笑)で私がしゃべりまくって相手を説得しようとしてはコーチングにならん!ので、そこは自己管理、自己管理。

でも・・・心の奥底からホンキで湧いて来る言葉。伝えたい〜〜。でもこのまま伝えるとただの女子会〜〜。というジレンマがある時(こういうこと、多い^^;;)は、その日のコーチング・セッションがひととおり終わった後、「すみません、これコーチとしてじゃなくて、ただの女子会ノリの個人的な感想なんですけど(という言葉をそのまま使うかどうかは別として)言っていいですか」と前置き&クライアントさんの許可をとったあとで、

「あの〜、ぶっちゃけ、そんなに可愛いんだしいい子なんだし、全然問題ないよ!だからそんな男別れて良かったと思う!」とか
「そんなに能力があって実績もあるのに、な〜にをびびってるの?今度もうまくいくに決まってるでしょ」とか
「ごめんなさい、私、△△さんが出世することについて、実は全く心配してないんです。」とか
「もう若くないし、なんて、言うけど、私よりひとまわり以上も若いんですよ!!何言ってるんですか!!これからこれから!!何でもできます!!」とか

・・・・言っちゃいます。

言わないのは、私にとって「うそ」だからです。

ちなみに私のこういう感じの発言を、昔からの親しい友人は「出た!和泉節」と言ったりします。

そう、「和泉節」。実際、節を回してんじゃないかって、ってノリと勢いで言っちゃうんです。そうするとクライアントを「食っちゃう」。もうちょっと専門的な言葉で言うと「クライアントのスペースを奪ってしまう」。

コーチがクライアントを食ってどうするの?コーチがクライアントのスペース奪って何とする?自分の傾向と落とし穴、分かってるんで、自己管理、ああ、自己管理。

だけど「はい、今日のセッション、終わりです〜」ってなったとたんに、自己管理ボタンがぴっ、と飛んじゃったりする・・・・ことも、いまだに、(よく)あります^^;;

追伸:
てことで、「コーチの和泉」よりも「和泉節」を体験してみたい、という方。その旨、あらかじめお知らせしていただければ、そちらの対応も可能(笑)でございます。
(でも、「和泉節体験」の場合は、ごめんなさい、クライアントさんがしゃべる時間はほとんどないと思います・・・笑。)




posted by coach_izumi at 22:33| Coaching Skillsーコーチングの技術