2019年07月18日

14歳の志ーその芽を摘まないようにするのは簡単じゃないけど

「僕会社に入りたくない。自分で会社を作りたい。人生って一回だけでしょ。2回あるかもしれないけど、僕が知ってるのは1回だけだから。たった一回の人生なんだから自分の好きなことをして生きたい。だから自分がやりたいことを仕事にする会社を作りたい。」

数ヶ月前のことになるのでちょっと正確に覚えてないんですが、こんなことを言った息子に、人生、好きなことやりたいことだけして生きていけるほど甘くないよ、とか、まずは普通に(大きめの?)会社に入ってみて自分も使われてみてから人を使うことをしてみたら、とか、自分でも驚くほどベタな昭和なセリフが喉元まで上がってくるのをグッと飲み込んで、そうしたいと思うならきっとそうできると思うから頑張んなさい、にこっ、と、軽くなんでもない様にかつサポーティブな口調で言って笑顔でシメるのには少し努力が必要でしたが(自分では若干ワザとらしいと思ったハハでしたが多分息子にはバレてないと思います。笑) ベタなセリフを言いたくなるほとんど条件反射的な衝動を抑えて良かった、と、ふと思いだす夏の夜です。中学生の志の芽を今から摘んじゃいけなと思って、ああ、摘まなくて良かったー(危なかったー f^^;;)と振り返ってます。

友人から聞いたのですが、ハーバードとジュリアードを首席で卒業して起業した日本人の女の子の本に「世の中どうなるかわからないから、会社に勤めるより、自分の会社を世界に合わせて成長させていくほうがいい」という趣旨のこと書いてあったのだとか。「世の中どうなるか分からない」と言うのは私も本当に同感ですし多くの人がそう思ってると思うんですよね。でもそこでその感覚に合わせて実際に進路を決めて行けるか、今の常識にやっぱりとらわれてしまうか、っていうのは大きな違いを生むのではないかと思います。それでも私はやはり今の常識にとらわれてしまうところがあるので、せめて混沌とした未来を生きる息子を今の常識で洗脳して邪魔する様なことはしないようと思うハハなのであります(結構難しいけど顔1(うれしいカオ)あせあせ(飛び散る汗))。



posted by coach_izumi at 00:40| Slices of My Lifeー徒然ノート

2019年06月19日

「”私が全部やってる”なんて言わせないから(きっ)」

最近、言えば洗濯/乾燥機は回してくれるし乾燥できないものは干してくれるし、時々だけど朝も私が起きる前に起きて食洗機の中の洗い終わってる食器片付けてコーヒーとか作っちゃってることもある息子(いつもじゃないです。ちなみに息子はコーヒー飲みません)。

私が「おー、ありがとー 助かるわー」と言うや言わぬわのうちに「僕、これ全部やったんだよ?えらくない?」と、まるで私みたいなことを言う(苦笑)。で、続きが「もう”私が全部やってる”なんて言わせないから(きっ)」(←この「きっ」、割とマジです。それもティーンエイジャー風の口調で)だって。

息子が怠けモードで私がお疲れ不機嫌モードの時に(←結構よくあることなんだけど。笑)私が「どーしてママが全部やらないといけないの!?だいたいアーンタのもの/ことでしょうが??手伝いなさい、てか、もう自分でできるんだから自分で全部やれ〜!!」と時々マジ切れしてたら、それをうざいと思うようになった挙句の自己防衛ってことね。

なんでもいいです、彼の実働が増えてくれれば(ひひひ)。そして息子の成長とともに(いや、息子の成長のために、だな、うん力こぶ)もっと楽しようと日々画策するハハなのであった。

posted by coach_izumi at 14:34| Slices of My Lifeー徒然ノート

2019年05月03日

息子が弾く、ショパンの「幻想即興曲」を聴いて思うこと

NYSSMA(New York State School Music Association) という、ニューヨーク州の生徒のための楽器演奏の検定試験みたいなものがあって、昨夜息子がそれに向けて最後の追い込みレッスン中でした。息子にとって初の”レベル6”(検定試験の中で難易度が一番高いレベル)チャレンジはショパンの「幻想即興曲」の演奏です。彼のピアノ人生(?笑)の中では一番大きい(長くて難しい)ピースとなります。本番が近づいてきたからか息子も緊張感が高まってきたようなんだけど、そんな息子が昨夜練習した後、グターっと床に寝そべって言うには「この曲のために半年以上も頑張ってきたんだよー」とのこと。ただの趣味(?)にそんな風に時間とエネルギーを使える己の境遇の幸運さを息子が分かるようになるのは、もう少し後になってからでしょうか。

不思議なんですが、最近(曲が形になってきてから)息子がこの曲を通して弾いているのを聞いていると、いつも鼻の奥がツンとしてちょっと目が潤みます。別に息子のピアノに対してじゃなくて(笑)、ああ、こんなことができるようになったのに、こんな曲が弾けるようになったのに、お父さんもお母さんもそれを見ることも聞くこともできないんだなー、って思って。こんな風に成長した彼の姿を、父も母も見ることなく逝ってしまったんだと感じてしまっていつもちょっと悲しいのです。息子が上手になればなるほど悲しい。息子の奏でる曲が美しく響けば響くほど、切なく思えます。

最近は普段はもう父のことも母のことも滅多に思い出さないのに、です。
これって、音楽の力、なんでしょうかね。

posted by coach_izumi at 21:41| Slices of My Lifeー徒然ノート