2015年11月23日

ハリソン式部会にてレゴ・シリアスプレイ・ワークショップを開催しました

ニューヨークにしては本当に穏やかな11月の金曜日。「ハリソン式部会」にて、「レゴ・シリアス・メソッドワークショップ」を開催しました。

ワークショップ後に参加者のお一人から、「楽しかった」に加えて「何とも不思議な」体験だったというご感想をいただいたのですが、どういうことかと言うと、ご自分の潜在意識がまさかあんなことになっていたとは、何とも不思議であった、ということなのです。

今回のワークショップでは「今の自分」「理想の自分」のモデルをそれぞれ作り、それを統合する、というステップを踏みました。詳細は記述しませんが、確かに、ステップが進むにつれ、私も「あれえ、なんか全然違う、どんどん変わってゆく〜」とちょっと驚いたほどでした。そして、もうブロックがどんどんと組まれていって止まらない〜、という感じ。

ご本人からも、自分が「これまで思っていた“自分像”」とのあまりのギャップに、自分でもおかしくなった、とのご感想をいただき、今回もこのメソッドのパワーを実感したワークショップとなりました。


そしてそして(以下、レゴ・シリアスプレイとは直接関係のないことなんですが)今回のワークショップで、わたし的にチョウ特別だったのが、留美さんの生まてまだ数ヶ月の赤ちゃんの存在!!ワークショップが始まる直前に留美さんが授乳されていたのですが、今回ワークショップの参加者でもある留美さんはそのまま赤ちゃんを抱っこしながらブロックを組み立てたり語り合い質問しあったり。ちょっと両手が塞がってしまってブロックを組み立てるのがさすがに大変・・・という時は私が抱っこさせてもらったり。そして休憩時間および終了後は親以外の皆で赤ちゃんの奪い合い(笑)。

とても穏やかな赤ちゃんということもあったのか「他人(ひと)様の赤ちゃんってなんて可愛いの〜〜」(苦笑)という言葉が思わずもれる私。いや、自分の子ももちろん可愛かったけど、それだけじゃないからね〜、自分の子供だと。うちの子もこんなんだったんだよねえ、と思い出しながら、生まれて数ヶ月の赤ちゃんにしかないに匂いとか質感とかを感じて抱っこしながらファシリテートするのが、なんとも言えない、いい感じ。今回の私のファシリテーションは、いい意味で、いつもと違う感じだったと思うのです。いわば、「あり方」において赤ちゃんのエネルギーの影響を受けていたとでも言うのでしょうか。

実はワークショップの間に抱っこさせてもらっていた時、赤ちゃんが「けぽ」とげっぷして私のセーターに赤ちゃんが吐いたジェル状(?)ミルクが(笑)。留美さんがはとっても恐縮してくれたのですが、なんか全然気にならなかったのよね〜(別にゲロとかうんちじゃないしね)。いやあ、赤ちゃん、偉大。

ちなみに私、別に「子供大好き」人間じゃないし、すごく母性がある方だとも思わない(「親」としては夫の方がよっぽど上等です)。母親であることは、多大な責任を伴うことだと思ってるし素晴らしいことだと思ってるど、自分にとって一番大事なことじゃない。そんな私なのだけど、みんなで当たり前に赤ちゃんと一緒に時間を過ごしながらワークショップするっていうの、いいよね、ってすごく思った。今回のワークショップは特に「子育て」とか「家族」に関してのことではなかったし、むしろみなさんお仕事に関してのことがテーマとしてあがってきたのだけれど、そういう部分と赤ちゃんの存在が当たり前のように共存するということとか、そういう場とか時間が(勿論場合によるけど)もっとあってもいいんじゃないかなあ、などと、今、ふと思ったりしてます。

そしてそしてそして、ワークショップ後は、参加者のお一人が近所の日本料理店からテイクアウトしてきてくださったちらし寿司をみなでいただきました〜。14ドルで、このクオリティーは、十分以上〜!日本とかマンハッタンとか、あと、マンハッタンから30分くらいのハリソンあたりでは、当たり前orもっといいものがあると思うけど、ど田舎に住む私としては「ランチにお寿司のテイクアウトができるの〜〜?おまけに、おいしい〜〜!」と感激&完食。

帰宅後、ワークショップをしたの心地良い疲れとちらし寿司でお腹いっぱいになったのが重なり少し(だけ)昼寝してしまいました。いやあ、気持ちよかった。こういうのを幸せっていうのよね(?)。

ハリソン式部会主催者として今回のワークショップを実現させてくださった留美さん、ハリソン式部会に私のことを推薦してくださった亜里さん、ありがとうございました。そしてもちろん、お忙しい中お時間を割いてワークショップにご参加くださった参加者の方に、心から感謝します。またお会いしましょ〜ね^^










posted by coach_izumi at 05:38| Workshopsーワークショップ

2015年10月22日

レゴ・シリアスプレイ・ワークショップのご感想をいただきました

先週の木曜日、10月15日に行ったレゴ・シリアスプレイ・ワークショップについて、参加者の方から色々とご感想をいただきました。どのご感想も率直で洞察に溢れていて大変嬉しく拝読しました。
その中で、ワークショップについて、私よりもずっと的確に(笑)描写していただいている文章を交えながら、大変素敵なご感想を長文のお手紙(メール)で書いてくださった方がいらっしゃいました。
ご本人の了解をいただいた上で、以下ご紹介いたします。ご本人のプライバシーについて関わるような記載がある部分は、割愛しております。

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船山和泉さま

昨日は、レゴ・シリアスプレイワークショップに参加させて頂いて、ありがとうございました。

当日まで本当に楽しみにしておりました。
そして、実際に体験させて頂いて、色々なことを感じ、考えています。

(中略)

ワークが終わり、会場を失礼する時は、短い時間で本当に深い思考に入ったこと、同じように、ものすごく深い話を、いともたやすく淡々と披露してくださる皆さんを目の当たりにして圧倒されたことで、かなり気持ちが混乱していました。
良い悪いという感情ではなく、ともかく心の深いところを激しく揺さぶられるような気分でした。 おそらくちょっと涙目になっていたと思います、笑。

秋風に吹かれ、電車に乗って地元に戻り、夕食のためのお茄子をファーマーズマーケットで買い求めたりしているうちに気持ちは少しずつ落ち着いてきて、後には「ああ、なんかすごい体験をしちゃったなあ」という感想が残りました。

さらに時間を経て、落ち着いて振り返ることができるようになりましたので、少しだけ。

まずこのワークショップにレゴが使われていることのユニークさに感じ入りました。

「メインは話すこと、お互いに質問することですよ。」と早い段階で種明かし?をして頂いて、「ああ、そうなのか」とわかったような気になっていましたが、それでも目の前にレゴがあると、ついつい熱中してしまうものなのですね。

「手は知っています(きっぱり!)。」と和泉さんに言われると、ますますそんな気持ちにもなります。そしてそれが、深い思考と率直な意見交換にさらに効果的であることが(改めて考えると)よく実感できました。

あと、人と言うのは「思いつきをしゃべっても良い」と言うセッティングをして頂くと、本当にすらすらとしゃべれるものなのだな、と言うことにも驚きました。 

自分がひょっとして「口からでまかせ」を言っているのではないかしら、と少し心配な気持ちになりそうな時もありましたが、笑、それでもお墨付きを頂き、安心してリラックスできると、あたかも脳を通さないで、本能や直感のままに語るかのように話せるものなのだな、と。

(中略)

以上、感想でした。

(中略)

すっかり長く、アツく、なってしまいました。 
和泉さま 最後までお読みくださってありがとうございました。

ぜひまたお目にかかれますように。 
どうぞご機嫌よう。
今回は本当にありがとうございました。


posted by coach_izumi at 11:05| Workshopsーワークショップ

2015年10月16日

NY式部会にてレゴ・シリアスプレイ・ワークショップを実施しました

よく晴れて思いのほか暖かくなった秋の一日。NYCマンハッタンのアッパーウエストにある「NY式部会」会場にて、レゴ・シリアスプレイ・メソッドのワークショップを行いました。

今回は駐在の方、定住の方、専業主婦の方、フルタイムで働いていらっしゃる方、などなど様々なバックグラウンドをお持ちの日本人女性6名の方にご参加いただき、約2時間の駆け足のワークショップとなりましたが、無事終了。
6名の内2名がお友達同士で連れ合ってのご参加でしたが、その他のみなさんは全く初めてお会いする方たち同士。なんだけれども、普段なら誰にも話さないような、そして、自分でも思ってもみなかった、あるいはぼんやりとは感じていたけど言葉にしたことがなかった、自分自身の色々なことについて、不思議なほどにすんなりと語り合えてしまうのが、このワークショップ。参加者の皆さんはお互いに対する質問の仕方もあっという間に身につけられて、「質問されてたことに答えてみて初めて、こんなこと考えていたんだな、と思った」などというコメントを他の参加者の方から引き出してらっしゃいました。ときに互いの話しに聞き入ってしんみりしてしまったり、そして時にわははと笑い合ったりしながら、和やかで深い時間を私と参加者の方達で共有することができました。

みなさんに「とても楽しかった、面白かった」と言っていただけたことにほっとしましたが、この「楽しい、面白い」は、英語でいうとただのfunじゃなくて、それもあるけど、むしろinteresting とかinspirational という言葉で表現するにふさわしい「楽しい、面白い」。だから、参加者のお一人がワークショップ後のご感想で述べられていたように「自分では見たくなかった部分が出てしまった、それを見てしまった」というような、ちょっと苦い思いも、その「楽しさ、面白さ」の中に含まれています。そういうことを含めた上で参加者のお一人に「最近したことの中で一番面白かった」と言っていただけたのは、嬉しい驚きでした。

一方、「進行上仕方がないと思うけれど時間が足りなかった」というご指摘もアンケートでいただき、う〜ん、あれだけ意識が高い、学びの早いグループだったら、途中で二つに分けた方が良かったかな?という反省/振り返りもあります。

こういった感じの個人参加のグループに対してこのワークショップを行ったのは実は結構久しぶりでしたが、やはり「誰もがストーリーを持っている」という思いをあらためて強くしました。コーチングでもそうなんですが、(日常生活でははおしゃべりで人<=夫か子供とか>の話しを聞かないところがあるくせにf^^;;),私は「人がストーリーを語る」ことに関わるのが、好きだし、なんかそそられるんだよね〜、と、いうことも再認識しつつ、帰りの電車でこの式部会レポート兼ブログを綴っております。

前回に引き続きおいしいお茶をご用意くださり、また私と参加者の皆さんを明るく温かく歓迎してくださったNY式部会主催の青木理恵さん、大変お世話になりました。そして、心から、ありがとうございました。
そして、お仕事やご家庭のことでお忙し中、時間を作っていただき遠くからも足を運んでくださった参加者の皆様、ありがとうございました。

次回、11月20日(金)に「ハリソン式部会」にても、同様のワークショップを行う予定となっています。詳細はまた別途告知しますが、ご興味のある方はぜひぜひおいでくだあい。





posted by coach_izumi at 12:33| Workshopsーワークショップ