2021年05月11日

一連のコーチング・セッションについてのアンケートを書いていただきました

このクライアントさんとのセッションは、パンデミックの只中、私もご本人もどっぷりステイホームの生活をしていて、まさにこれから冬に向かうという、誰にとってもとても大変だった時期に始まりました。パンデミックによるステイホームという特殊な状態の中で生活したり仕事したりすることがある意味で強いられていた中で、このクライアントさんとのコーチング・セッションは私自身にとっても毎回大いなる刺激と喜びをもたらしてくれた、掛け替えのない時間となりました。今後も忘れられないクライアントさんの一人となると思います。一連のセッション終了後にアンケートをお願いしてご記入いただきました。プライバシー保護のために若干の字句を変更・削除しておりますが、それ以外はご記入していただいたまま、クライアントさんご本人の許可を得てこちらでご紹介いたします。

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1)一連のコーチング・セッションを受ける前と後を比べて、あなたに起こった一番大きな変化は何でしょうか。
• 不安な気持ちに対処する力を身につけることが出来たこと。
• 今後の人生を充実して過ごすための目的や価値観を明確に認識し言語化することができたこと。
• 仕事中心に据えてきた自分の価値観を見直し、一人の人間として自分に栄養をあたえ充実させていくことの重要性を認識できたこと。
• 人間としての器を充実させれば結果的に仕事やチームも充実させることができるという、大事な主従関係を理解できたこと。

2)今回の一連のセッションがあなたにもたらしたインパクトは、今後のあなたの生活や人生にどのような影響を及ぼしそうですか。あるいはどのような影響があることを望んでいますか。
• 今後の人生で訪れるであろう様々なチャレンジやプレッシャーに対して感謝と楽しみをもって臨むことができるであろう自信と根拠。
• はっきりとした人生の目標を明確化できたことにより、本当にやるべきこと、やりたいことだけを日々取捨選択することができる。それによりなりたい姿にもより近づくことができる。
• 仕事やキャリアを一切取り払った一人の人間としてのより充実した日々。いつまでも若さが溢れていて森羅万象に対する探索心をもって、家族、友人、趣味、健康、勉強などの人生にとって大事な無形資産構築を充実させることができる。

3)もしもあなたの周りの人に船山和泉をコーチとして勧めるのであれば、その理由は何ですか。あるいは、どのような人に船山和泉のコーチングが向いていると思いますか。
• 論理的で理解がしやすい左脳系メソッドと、自分では絶対考えたことのない質問や手法でこころの底を開放させてくれる右脳系メソッドの融合。アートとサイエンスを融合させたコーチングスタイル。
• いい意味でサバサバしたコーチングスタイル。いい意味で非体育会系。「熱血、熱中、気合」みたいなことが一切ない。結果として自分が考えたい事や話したい事に100%集中する事ができた。また自分を縛り付けていた体育会昭和系価値観から解放された。
• コーチングでもありながらアドバイザーとして、船山さんが感じられる意見を率直に述べていただいた。その一言一言が大変身に沁みた。
• 船山さんのコーチングに向いている人としては、人生半ばの局面で自分の人生について方向展開したい人、方向展開しなくてはいけなくなった人、一度立ち止まりたい人などが向いているのではと感じます。

4)船山和泉とのコーチング・セッションで、一番印象に残っていることは何ですか。
• 自分の中にある〇〇の存在に気づかせてくれたこと。自分の人生の良き仲間でありアドバイスと忠告を定期的にくれる愛すべき存在。
• 自分では胸をはって強みと言えなかったことに言葉を変えてはっきりと強みと認識させてくれたこと。
• 半年間のコーチングを通じて不安も取り除かれ自分の人生のビジョンも明確になった段階で、再度一番大事な事に原点回帰させてくれたこと(人間 <クライアントさんの氏名>を充実させることの重要性)

5)船山和泉とコーチングについて、不満だった点や改善して欲しい点、行き過ぎた点や足りなかった点など、ありましたら今後の参考にさせていただきますので、率直にご記入ください。
• 特にはありません。
• 「特にない理由」を考えてみましたが、私が希望するスタイルにあわせて柔軟にプログラムを変えていただいた事によると思います。(宿題を沢山出して頂いた事、冒頭で自分が望むプログラムを聞いていただきそれにうまく適応していただいたこと、コーチング内のアプローチも柔軟に変えていただいた事など)様々な場面で、自分が求めているものを求めている程度にベストフィットする形で出して頂きました。
• コーチングの時間変更、コーチング間でのメールコミュニケーションによる適切なアドバイス、十分な時間をとっていただいた毎回のセッション、こちらも感謝しかありません。

6) 上記質問への回答の他に、もしも何かありましたら自由にご記入ください。
• 改めて半年間お付き合い頂きまして有難う御座いました。人生XX年のこのタイミングで船山さんに出会えた運と縁に感謝しかありません。今後の人生を充実させていく上で持っておくべき「自分自身の取り扱い説明書と地図」を作れたような気がします。最後に仰っていただきましたが、仕事を充実させるためにもまずは自分自身の充実。「組織はリーダーの器を超えられない」という言葉がありますがその真意を理解できたような気がします。自分と家族に栄養と充実を与え続け、若々しく活力あふれる日々を過ごしながら日々の挑戦と探索を続ける事によって、更に自分自身を成長させていければと思います。本当にありがとうございました。
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私も自分の運と縁に感謝感謝です^^
心から、ありがとうございました。




2021年04月22日

アジアン・ヘイト(米国のアジア系住民に対するヘイトクライム)と先輩の言葉

パンデミックが始まって以来ずっと、世界でそしてアメリカでアジア人に対するヘイトクライムが多発・急増していますが、そのことが日本でも最近はニュースになっているようですね。日本からご心配のメッセージいただくことが増えました。気にかけていただいている方たちに、心から、ありがとうございます。

私たちが住んでいる地域では、基本的には、あまり心配なことはありません。近所を散歩したりジョギングしたりしていると(感じ悪い人もいるけどw)向こうからこんにちはと声をかけてくれる人がほとんどです。ただ、息子が一人で外に散歩やジョギングに行く時、「気をつけてね」の声にいつもよりももっと気持ちが入るようになってしまっているのは事実です。万が一、の可能性を、以前よりも考えてしまうのは確かです。

特に都会に住んでいる友人たちのことは気になります。実際に怖い目にあった話も、一度ならず、直接聞いたことがあります。だから、在米の友人たちと「お互いに気をつけましょう」と、挨拶の如く、声を掛け合うことも多くなりました。コロナ感染の心配だけじゃなくて、今はむしろそれよりも、身の危険の心配、ですね。

そんな、最近では常套句になってしまったかのような挨拶のやりとりの中で、「アメリカは良い人たちも沢山いるので、なるべくポジティブな面を見て頑張りましょう」という言葉を、長きにわたり米国に在住してご活躍していらっしゃる母校の先輩からもらいました。

沁みました。

そして、ああ、この人は強いなあ、さすがだなあ、と思いました。
用心は怠ることなく、でも、見習いたいです。


posted by coach_izumi at 03:56| アメリカの生活

2021年04月14日

ワクチン接種完了しました

ファイザー2回目ミッション、コンプリートしました。
家族の中で先陣切って(?)ワクチン接種完了です。

NY州は先週から16歳以上が接種可能になったせいか、初回の時は待ち時間ゼロだったのに、今日はもっといっぱい人が来てて、外で20分くらい待って寒かったです。ただ、建物の中に入ってからは結構スルスルと進んで、接種後の待機時間15分を含めても会場に到着してから45分後には帰宅の途につくことができました。

接種会場はいろいろあるとは思いますが、私が接種をしたのは郡の大きなイベント会場(自宅から車で30分)で、どんどん人が来てどんどん打ってどんどん帰って行く、もうそれは”大量接種の流れ作業”。良くいえばとても効率がよくて悪く言うとちょっとなんか大雑把な感じ?でしょうか。日本みたいに住民台帳に基づいて照会して、みたいな手続きはないので、ネットで予約した際の予約券とIDを確認したら、とにかく打てや打てやと言うか、ほら、あっち行ってね、ほい、こっち来てね、はい、さあ打って、じゃあ、こっちで15分待ってね、そしたらあとはご勝手に、って感じ?です。やはり同じ会場で一回目を接種済みの夫が「徴兵される時の身体検査ってこんな感じだったのかなあ、と思った」と言ってたんですが、なるほどね、と思いました。

会場には外にも中にも軍人さんがいて、列に加わる最初の(予約券の)チェックは前回も今回も軍人さん。列の整理をしてるのは多分ボランティアの人で、他にもいっぱいある受け付けブースでIDをチェックしてる人もいて、接種スペースもいっぱいあって、とにかくがたくさんの人が働いていたけど、みなさんとっても効率的で感じよくて、わざわざ私に挨拶の声をかけてくれる人もいて(このご時世なのであえて私にそうしてくれてるのかかな?とも思った。)看護婦さんもとても明るくて優しかったです。接種後に満面の笑顔でコングラチュレーションズ!と言ってくれたのが、接種が完了したことそのものよりもよっぽど、ジンと来た。アメリカのポジティブさと言うか良心みたいなものを感じることができた気がしました。

それにしても、今や1日に300万人とか400万人のペースでワクチン接種が進んでいるアメリカ。あの殺伐さすら感じるでかいイベント会場で肌感覚で感じた、(細かいことはいいから?)とにかく打つぞ打つぞ的な、若干雑な感じすらしてしまう、力技と言うか、力づくというか、機動力というか、組織力というか?なんかよくわかんないけど、なんと言うか、すごいんですけど。そしてその気になりゃこういうことができるなら、そもそもどーしてこんなにたくさん感染して死んじゃったの?もっと最初から本気でやったら、もっとなんとかなったんじゃないの?と、思ったりするんですが、「それはまた別なんじゃない」(by 夫)ということで・・・ 

振り幅デカすぎだよ、アメリカ。


posted by coach_izumi at 02:12| アメリカの生活